SS
ということで、以下SS(ショートストーリー)。
相手はもふもふがかわいいギルダちゃんです。
昨日は下書き一稿なので伏せてましたが、
校正前まで持っていけたのでオープンです。
大好きだよっvそして遅くなって本当にごめんね(><
お返事は明日になるけど…
私は悩んでいた。
理由はなんてことは無い、ただの手紙の返事。
かつての政務から考えたらたいしたことではないように見える。
が、それでも悩んでいた。
差出人は昔お世話になって以来付き合いのあるひと。
投函されたのは…呆れる位に前。
あまりに前で何日前であるかも考えたくない。
そう、放置してしまったのだ。
大切な手紙を。
だからこうしてどう返事を書こうか悩んでいた。
これが旦那なら、お互いに慣れてるから
「ごめんなさい」といって軽く小突かれて終わりだろう。
税金や公共料金の支払いなら督促状が来て、
ちょっと割り増しになった料金を支払えば終わりだろう。
ダイレクトメールならば反応する必要も無いだろう。
だが、これは「大切な人から来た久しぶりの手紙」だ。
最悪のパターン。
怒ってないだろうか、呆れてしまってないだろうか…
何を書けば良いだろうか。
どう謝れば良いだろうか。
どれだけ考えても答えは出てこない。
どれだけの時間考えたのだろうか?
私の頭はもはやまともに回転しなくなっていた。
「だぁぁーっ!」
意味も無く叫ぶ。
もういい。
考えても駄目なときは思うがままに動くべし。
私は悪いことをしてしまった。
だから全力で謝りにいく。
そして、筆を取った。