チル裏での討論から。

少数派(マイノリティ)と異常(アブノーマル)、この二つは似て非なるものです。
少数派は飽くまでもその意見なりが多数派と比べて少ないということを示すだけの言葉でありそれ以上の意味はありません。
ところが、異常というのは言語的に正常を基準としており言葉そのものが侮蔑的な意味合いを含みます。
勿論、これがイレギュラーの意味合いの異常ならば問題ないのですが、アブノーマルであれば非常にまずいケースが多々あります。

この時の討論のネタは「同性愛」でしたが、この内容は既に国連などでアブノーマルとはしないという見解が出ており、この発言が差別主義となりえるわけです。
勿論本人はイレギュラーの意味合いとしているとしていますが、このような討論をする場合、定義がはっきりする単語にしていくようにしなければ危険であり、この表現を使うことはあまりよろしくないわけです。
(意図的にであればまた別なのですが)

結局「もうちょっと論点を明確化した表現を使用しようよ!」ってだけです。
そもそも、私自身そういう人に言い寄られえてもかなり困りますし、多数派になられてももやもやとするかと思いますしw
ただ、それが討論となれば別で半端な表現を避けていくべきですし、少なくとも表現を濁すことによって論点が見えなくするのは面白くないのです。

ああ、そうか、結局イレギュラーといってほしかったのでしょうね、私は。(今更気づいた(壊
同性愛というのはどこまでいっても生物学的に変則ではありますから。