堕天使考察

もうすぐ実家から出ます。
ってことで、風邪でダウンしながら思ってたことを
二本ばかりあげてみますです(ぁ
KOCにも分類してるのは…
メッセージを理解してくれれば分かります。
以下の話はフィクションの中での話です。
宗教の世界の話がフィクションかどうかの論議はあるでしょうが、
どう考えても人間の背中に翼が生えることはありえないので、ご容赦を。


堕天使―
これは神に叛き堕とされた天使たちのことだが、
ここでは、その中の一人に絞って考えてみる。


ルシファー。
この名を知っている方は多いだろう。
天使の九階級のうち最上である熾天使
それも全天使を統率する立場にありながら、
神に逆らいその身を堕とした反逆者。


ただ、これは一元的な物の見方に過ぎない。
ルシファーから見れば、神の方に何かしらの問題があり、
それ故に逆らわなければならなかったのではないだろうか?


いくつかの文献を見ている限り、
彼は「傲慢さ」が原因で逆らったとあるが、
彼の当時の立場や権限を考えて、
リターンとリスクが釣り合わない反逆をやるとは考えられない。
少なくとも、彼に人間と同等の知能があれば絶対にやらない。
そう考えると、傲慢なだけで裏切るとは考えにくいことになる。


ならば、何故裏切ったのだろうか?


残念ながら、それは私には分からない。
専門家ならともかく、素人の私に、
それを判断できるだけの材料もなければ、
判断できるだけの能力もない。


ただ、彼は相当な決意だったと思う。
反逆と言う最低の行為を計画するほどなのだから。


結果としては、彼の反逆は失敗に終わっている。
だから、単なる悪者として扱われている。
歴史が勝者の手で描かれるのはいつの時代も
どんな世界でも一緒だ。


だが、もし物語の結末が違ったら?



私は、IFの世界も知りたい。