正直、何が何だか分からない。
背後まで胃が痛くなってきて、
朝から胃薬飲む羽目になったくらいには堪えている。


はっきり言って渦中の当人からは何も話を聞いていない以上、
私には判断しようがないし、する気もない。
ただ、ここまでの騒ぎになってしまっていることに、
もう一人の当人は気づいているのだろうか。
気づいていて放置するなら、まぁ、それも一興だろう。
(こっちからしたら堪ったものじゃないけど)
ただ、これは単なる直感だが、
彼女はここまでの騒ぎになっていることに
まったく気付いていないと思う。
というか、気付いたらどうにかすると思う。


で、いろいろ言ってたけど本音を言ってしまえば
その話をしてくれた傷つけられた人にはやめてほしくなんてない。
もちろん、半年間お傍で居させていただいていた人間から見て、
彼女には無理をしすぎている感があって、いつかアレルギーのように
いきなり崩壊するのではという危惧はあった。
だからこそ、物理的にではなく
精神的な支えになれなかった自分が悔しいし、
そういう意味での「信頼」を寄せてもらえなかったのが悲しい。


個人的には「信用」だけじゃなくて、「信頼」もしてほしかった。
もちろん、これが私の単なる我侭なのは百も承知だが。


ひとつ我侭を言ってしまった。
おそらく彼女もここを見るだろう。
ならば、もうひとつの我侭を通させて頂こう。
これから私は、Lilys先輩を全力を持って引き止める。
もちろんこれはだたの意地。
フレバでの政務官としてではなく、
彼女に対して一生付いて行くと誓った「望月祐里」としての。