現状考察

最近、北朝鮮が騒がしい。
あそこが騒がしいのは今に始まったことじゃないけど、
今回のはさすがにやりすぎだと思う。
どう考えても、ミサイル発射は国際社会に対する挑発行為だし、
それに対しては擁護する余地も無い。
結果として国連安保理ではかなり強い非難決議がなされ、
G8でもそれを歓迎する流れとなっている。


ただ、ここでふと思う。
非難するのは仕方が無い。
けど、この先対話する努力を怠ったりはしないだろうかと。
安易に戦争への道を突き進まないだろうかと。
戦争になって死ぬのは相手国の国民であり私たちだ。
はっきり言っていい迷惑である。
いつの時代でも組織の末端が長のわがままに付き合わされるのは変わらない。
税金の無駄遣いや不正使用に自分の出した税金が使われるのは
(消費税と一昨年の所得税くらいしか大きいのは払っていないけど)
まだ容認できる。(本当は容認したくないけど)
けど、命までつき合わされるのは勘弁してほしい。
例え徴兵制度になろうとも、私が兵士になって突っ込んでいくことは
よほどのことがない限りありえないが、
それでも、戦争になればおそらく目の前で誰かが死ぬ。自分かもしれない。
そんな思いはしたくない。相手国の方々だってそうだろう。


ついでだから、もうひとつ言うと
民族が違うから考え方が違うからと言って
現状みたいに行為ではなく、相手を、その存在ごと否定するのは
はっきり言って賢い行為ではない。
少なくとも、そういう発言をする人に私はあまり信用は置けない。
これは、戦争云々以上にもっと大切なこと。
だいたい、3歳児じゃあるまいし相手の立場に立って物事を考えることが
そんなに難しいことだろうか。
本気で疑問になって仕方がない。